FC2ブログ

2015,8,14北アルプス2日目 奥大日岳~大日岳~称名滝

剱・立山連峰最終日です。

今日は雷鳥沢から新室堂乗越にでて、奥大日岳、大日岳と進み、

大日平まで急降下し、その後さらに称名滝のある大日岳登山口まで下る予定だ。

コースタイム10時間以上の長丁場になる。


朝目覚めると案の定雨が降っていた。

前日の様子からして恐らく降るだろうとは思っていましたが。

思った以上の降り方だ。さてこれからどうするか?

上るかそれとも下るか奥さんに相談する。

奥さんが登りたくないと云えばこのまま室堂に下るつもりでいました。

たぶん昨晩の雰囲気からして下山したいと云うだろうと思っていた。

が、意外や意外。今日カッパを着て歩くと云う。

長丁場だが危険個所は少ない。3日目も雨の北アルプスを楽しめることになった。

2015,8,14大日岳-1
朝6時過ぎ雷鳥荘を出る。奥さんの視線の先には、玄関上のツバメの巣がある。
3羽ほどヒナがいた。巣立ちにはもう少し時間がかかる位の大きさだった。



2015,8,14大日岳-2
小雨降る中雷鳥沢のテン場方向に進む。



2015,8,14大日岳-3
浄土沢を渡る。水は相変わらず美しい。雨は小降りになって来ていた。



2015,8,14大日岳-4
大日方面の分岐。右にとれば昨日歩いた剱御前に届く。



2015,8,14大日岳-5
雨が上がった。新室堂乗越まで何とか持ってくれると信じてカッパを脱いだ。



2015,8,14大日岳-6
登山道は木道になった。視界が利くので前、後ろを見るが
登山者は誰もいない。辺りに咲き乱れるチングルマが背中を押してくれる。



2015,8,14大日岳-7
コバイケイソウ。多くは見頃を過ぎていた。



2015,8,14大日岳-8
雨水をいただいて一層可愛い チングルマ。



2015,8,14大日岳-9
大きな音が気になり雷鳥沢を振り返ってみる。地獄谷の噴出口にみずがたまるのか、
離れていても爆発音のようなゴーゴーと大きな音が聞こえてくる。



2015,8,14大日岳-10
チングルマの応援をもってしてもやはり息が上がって来る。
九州ではありえない空気の薄さにに二人とも戸惑う。



2015,8,14大日岳-13
登山道は一部川になっていた。



2015,8,14大日岳-14
多年草のヨツバシオガマ。



2015,8,14大日岳-15
こちらはシナノキンバイ。黄色い花びらは実はガクなんだそうだ。



2015,8,14大日岳-16
ガスの中奥大日岳に着いた。稜線に戻り朝ごはんの残りのおにぎりを食べていたら、
青年があらわれた。今日は剣を諦めて御前小屋から大日岳までピストンすると云う。



2015,8,14大日岳-17
僕の掌サイズのカエルがいた。この後もう一匹出会った。



2015,8,14大日岳-18
奥大日から下っていると大日小屋から上がってきたご夫婦にであった。
お互いこの雨の中での健闘をたたえあった。お~しガンバガンバ(^o^)



2015,8,14大日岳-19
……もうええやろ



2015,8,14大日岳-20
地図ではこんな所があるなんて読み取れない。



2015,8,14大日岳-21
10mのステンレス梯子。慎重に慎重に。



2015,8,14大日岳-22
ここの少し手前から登山道は一変し大岩が目立ってきます。



2015,8,14大日岳-23
所在を示すものは何もないが恐らくここが七福園か?



2015,8,14大日岳-24
晴れていたら素晴らしい景色の中に僕達はいるんだろうが…



2015,8,14大日岳-25
ここら一帯の木道全てがそうだが、木道の凸凹は別の木を止め付けているのではなく、
一本の太木を削って作っている。



2015,8,14大日岳-26
雨で眺望が望めないので、下ばかり見ながら花の写真をパチパチやっていたら
目の前に突然(のような感じがした)大日小屋が現れました。


ガスが出ていなければ、ここから最高の剱岳が見えるそうです。

特に朝焼け、夕焼けの早月尾根は値千金らしい。

この小屋の裏手20分行った所に大日岳があるのだが

先はまだあるしこの雨だ、パスすることにした。



2015,8,14大日岳-27
大日岳を回り込み大日平へと向かう。小屋に置いているザックは
さっきのお兄ちゃんのもの。空身で大日岳に向かったようだ。



2015,8,14大日岳-29
大日平に降りるまで約2時間この間こんな感じで5,6回渡渉しました。



2015,8,14大日岳-30
雪の為這うように伸びてしまったダケカンバ。ここのはかなり太い。



2015,8,14大日岳-31大日平に建つ大日平小屋が見えてきました。
ありがたい。やっと昼飯にありつける。が…ここからが結構長かった。



2015,8,14大日岳-32
大日平小屋に到~着。


雨はとりあえず上がっていたので、カッパを脱いだ。脱いだは良いが汗で濡れていない所が無い。

これでは着ても着無くても同じだ。(*^_^*)シャツを脱ぎ、絞ってから着たが気持ち悪いったら無い。

ここでお昼にしました。カレーが食べたかったが、ここにはカップ麺(400円)しか無かった。

ぜいたくは言えない。奥さんはソバを、僕は味噌ラーメンにした。

小屋のご主人に小屋の裏手から見える不動滝に行くよう勧められた。

1分もかからない所に展望所はあったが、白一面の景色の中、

滝の音だけがゴーゴーと聞こえた。


バスの時間があるので、のんびりもしていられない。

再び歩きだそうと小屋から出たらまた雨になっていた。

くそッとばかり再びびしょ濡れのカッパに手を伸ばした。


2015,8,14大日岳-33
整備されなおした木道は気持ち良く歩けた。



2015,8,14大日岳-34
称名廊下が流れるこのあたり一帯が弥陀ヶ原のようだが、
見渡せるだけでも結構な広さだ。



2015,8,14大日岳-35
再び雨が上がり、今度は青空も見えてきた。



2015,8,14大日岳-36
秋はもう始まっているようです。



2015,8,14大日岳-37
木道工事の真っ最中のようだ。
古くなり朽ちた木道はヘリで運ぶのだろう、ワイヤーが掛けられている。



2015,8,14大日岳-38
改修作業が終わっていない所はこんな具合です。



2015,8,14大日岳-40
湿原から一変して下りがきつくなってきました。



2015,8,14大日岳-41
そして今日一番の正念場、牛ノ首に差し掛かってきました。
ここから大日岳登山口まで急降下が始まります。



2015,8,14大日岳-42
ネハンノ滝が見えてきました。登山口まで何度も顔をのぞかせてくれました。
しかし僕たちは、この滝が称名滝だと勘違いをしていました。



2015,8,14大日岳-43
確かに急な下りが続くのだが、登山道は大変良く整備されていて。
とても歩きやすかったです。これは嬉しい誤算でした。
ここよりもむしろ、大日小屋から大日平小屋までの下りの方がずっとしんどかったです。



2015,8,14大日岳-44
着きました登山口です。いきなり舗装路が出てきたので面喰ってしまいました。
正面にネハンノ滝が見えています。でもまだこの時もこの滝が称名滝だと思っていました。
ザックを置いて皆さんの後について滝口まで行ってみました。



2015,8,14大日岳-45
左の滝が正真正銘称名滝です。日本最大で落差は350mあります。
その瀑布たるやものすごかったです。こんなの見たことない!



2015,8,14大日岳-46
帰りはバスで立山まで降りて行きます。
40座席程ある大きめのバスに、乗客は終点の立山駅まで僕たち二人だけでした。
それでも紅葉のシーズンともなると、ハイカーや見物客で満員になることもあるそうだ。


2015,8,14大日岳-47
途中お風呂に入り富山まで戻ってきました。
大阪行きの夜行バスの時間まで2時間以上あったので、
駅ビルの4階にある一一(いちいち)という炉端焼で晩飯にした。
料理はどれもおいしく、大変満足できました(^.^)
もっと良かったのは、お酒の銘柄の多さです。
富山の日本酒はもちろん。焼酎も芋、麦はもちろん奥さんの好きな黒糖焼酎まで置いてあった。
お値段もリーズナブルで、スタッフの女の子の対応も大変良かった。

ほろ酔い気分でバスに乗り大阪へ。翌日はお昼前に自宅に戻ってきました。

3日間の山行で2日間は雨にたたられましたが、念願の剱岳に立つことができました。

猫達も約5日間留守番してくれてありがとうございました。
スポンサーサイト



[ 2015/08/20 21:45 ] 北アルプス | TB(0) | CM(4)