今回、なんとなく行けなかった中山仙境に行くことが出来た。
どうして行って無かったんだろうと思うが、実際行っていない。
千燈岳と併せ国東半島の山を二座登って来た。
期待していたマユミの紅葉もそこそこ楽しめたのだが、
午後から登った中山仙境は夏さながらの暑さで、大汗かきの僕はちょっと閉口気味だった。
時間に余裕があったので、旧千燈寺跡を尋ねてみた。
向かって左がミーちゃん右がケイちゃん(ピンクレディ知らんか?)ではなく、
口を開いている仁王像を阿形(あぎょう)と云い、閉じているのが吽形(うんぎょう)
ここからピタッと会う様を、阿吽(あうん)の呼吸と云うようになったのだそうだ。
息もぴったり合っていて良いペアです。
千燈寺五輪塔群。かつて鬼が一夜のうちに千の石灯籠を運ぼうとして、
あと一つで夜が明けてしまったとの伝承によるものらしい。
千燈寺は別名無情寺とも云うそうだ。それにしても怖いくらいたくさんあった。
もしかして本当に1000あるのか?
千燈岳登山口。車でここまで来ることが出来ます。
登山口から10分もしないで岩屋の五辻不動尊に着いた。
奥さんが見つけた空からの画像。岩との一体感が良く分かる。
南に廻り込んで見上げる不動岳。最高峰は奥の岩峰になる。
登山口から35分経過。ハゼの隙間から格好良い千燈岳が』見え隠れする。
林道をまたぐと、そこから千燈岳の取り付きになる。
眺めていた千燈岳が見上げるようになってきた。
なかなか結構手ごわそうだ。
400m付近から勾配が険しくなる。
岩場は安定していて歩きやすい。
奥さん急登を快調に登って行く。
千燈岳山頂です。山頂は広く、眺望も辺りの木を切っていてまずまず。
ベンチもあり休憩にはもってこいの山頂だが、先があるので早々に下山開始。
けっこう急斜面なうえ、落ち葉で足下が安定しない。
見る分にはいいのだが、気を抜くとズルッといきそうだ。
さっきの林道に戻ってきました。時短の為ここは林道を下った。
駐車場には11時5分に戻ってきた。
出たのが8時10分だったので、3時間弱の山歩きでした。
中山仙境に移動途中、名物のエビ天丼をランチで頂いた。
揚げ加減も申し分なく、これで650円はお得だと思う。また食べたい(^^)v
さっきのところから車で約30分夷耶馬農村公園に車を止めました。
ここからも登れますが、僕達は舗装路を下り、前田登山口から登った。
前田登山口11時23分
……何体も祀られていた。
倒木の根っこの中を通って行く。
手前ハジカミ山(570m)、奥が尻付山(587,3m)。両方とも登山道がある。
おなじみ無明橋。左は切れ落ちている。右に巻き道あり。
フレックスが良く効くので当然クサリは必要ない。
中山仙境の最高峰の高城へ。
天照皇大神の石碑のある高城ピーク。
山行中ずっとあった葉。気になります何なんでしょう?
もう一つ先のピークまで行ってみる。
左奥に朝方登った千燈岳が見えた。
名前は分からないが迫力満点の大岩があった。
大崩山の坊主岩よりでかいんじゃないか?
下山はいきなりの急斜面から始まった。
ここは少しだけクサリのお世話になった。
隠洞穴(かくれうど)の手前。ここの下山道は超怖い。
深い谷を最初トラバースするのだが、歩いている分には何とも無いが、
下を覗きこむと、そこにはオーバーハングした深い谷が大口を開けて待っている。
クワバラクワバラだ。これから下の人工林帯も、岩が湿っていて滑りやすく歩きづらかった。
意外や国東までは、福岡から高速道を使わなくても3時間程で行けた。
今からマユミの紅葉も最盛期を迎え、国東のトレイルコースは多くのハイカーであふれるだろう。
季節外れの暑さにやられた感はあるが、楽しく国東の2座を歩くことが出来た。
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