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2014,8,12~15後立山連峰縦走

4日目(8月15日)キレット小屋~扇沢
今日は四日間を通して一番の長丁場になるので、昨日も8時前には床に着いた。

11時頃、バサバサッと云う大きな音で目が覚めた。

最初は分からなかったが、良く聞いていると、どうやらシートが風にあおられている音のようだ。

音の大きさからすると、かなりの風速のようだ。心配になり、足元の採光窓から外を見てみた。

正面に剣岳が見えるのだが、昨日までとはうって変わり、鈍い雲に覆われていた。

雨はどうやら降ってはいないようだったが、それから朝方まで、心配で寝たり起きたりを繰り返した。

4時頃雨が気になり、トイレに行ったついでに表に出てみた。

風も弱くなり、雲も昨日と同じくらいまで回復していた。オッシャなんとかいけそうだ。

2014,8,15-1
朝の剣岳です。今日も綺麗に見えています。4:54



2014,8,15-2
もっと早く出られたのだが、一昨日の滑落死の事があったので、
明るくなってから小屋を出ることにした。4:56



2014,8,15-3
もうすぐ御来光のようだが、止まってているわけにもいかない。
どこかできっと拝めるだろう。4:59



2014,8,15-4
上から見るキレット小屋です。小屋の前も後ろ側もキレッとうm(__)m
こんな所に小屋を建てるなんて、普通はしないと思うんですが、
ここじゃなきゃいけない事情があるんですね。5:00



2014,8,15-5
じゃ~ん(古いか?)見て下さい!素晴らしい御来光です!
暫く声も出ないくらいでした。5:08

それからブログ上で掲示している時間は、
実際は4分遅れです(時間合わせしろよ!)
移動時間を見るには問題ありませんが、
御来光時間は正確じゃないといけませんよね。
と云う事で実際の時間は5時4分です。



2014,8,15-6
さて核心部のキレットに下って行きます。
確かこの辺りが、滑落事故のあった場所です。
奥さん慎重にお願いしますよ。5:12



2014,8,15-7
さらに下って行きます。5:13





2014,8,15-8
朝出る時は、山頂付近はガスっていたんですが、
晴れています。鹿島槍ヶ岳の北峰がはっきり見えます。5:42


この後朝ごはんを食べたんですが、人生初のアルファ米でした。

まずいまずいと聞いていたし、ガスを持ってきていなかった(軽量化)ので

水で戻したんですが、食べてみると結構いける。

僕はドライカレー、奥さんはチキンライスでしたが、両方ともうまかったです。

難を云えば若干固めでした。奥さんにいうと、

「そうそう、水で戻す時は多めに入れるんだって」…はよぅ言えや5:50~6:00


2014,8,15-9
腹が膨れたらすぐ出発です。ありゃりゃ、また上がガスってきました。
今日はやはり雨は避けられそうにありませんね。午前中勝負か?6:04



2014,8,15-10
ハイマツの急斜面を登っていく。ハアハアと息が切れる所だ。
上を歩いている二人は、昨夜てんこ盛りご飯3杯半の青年だ。6:08



2014,8,15-11
鹿島槍ヶ岳の吊尾根です。あ~南峰も見えません。残念!6:16



2014,8,15-12
北峰分岐6:23



2014,8,15-13
ザックを置いて北峰へ6:24



2014,8,15-14
鹿島槍ヶ岳北峰。な~んも見えません。
と云うより雨が心配になってきました。6:30



2014,8,15-15
分岐に戻りシャッターを押す奥さんにシャッターを押す6:38



2014,8,15-16
鹿島槍ヶ岳南峰に向かう。6:40



2014,8,15-17
ガスの露を受け、綺麗に輝いていました。7:05



2014,8,15-18
鹿島槍ヶ岳南峰到着しました。
冷池(つべたいけ)山荘から来られた人が結構いました。
視界がありません。さきに進みます。



2014,8,15-19
長野県側から湧いたガスを富山県が押し返している。
ガスがきれると、稜線上にまるでイラストの様な種池山荘が見える。
最初距離感がつかめなくて、冷池山荘と勘違いしたが、地図を見て納得。7:29



2014,8,15-20
布引山です。晴れていれば、爺ヶ岳、針ノ木岳までよく見渡せるらしい。7:49



2014,8,15-21
ジグザグの道を下っていると、何やら前方で笑い声が。
なんだろうと近づくと、てんこ盛り兄ちゃんが転倒していた。
道端の小石に足をとられて滑ったようだ。
ケガも無いようで、まずは何よりだった。8:02



2014,8,15-22
左から爺ヶ岳の北峰、中央峰、南峰。ずーと右に行って種池山荘です。
そうそう、写真は写せませんでしたが、この付近で奥さんがライチョウを見つけました。
と云ってもまだ子供だったんですが、警戒心が薄く、
僕らを気にする様子もなく、餌をさがしていました。8:13



2014,8,15-23
爺ヶ岳がぐんぐん近づいてきます。
ここもたくさんの花が咲いていました。8:31



2014,8,15-24
冷池山荘です。こちらから見ると、ハイマツ、ダケカンバの中に
ひっそり建っているのが分かる。8:40



2014,8,15-25
今回のコースの中で唯一、大きなシラビソが立っていました。8:46



2014,8,15-26
冷乗越です。当初予定では、大谷原に下る赤岩尾根経由で
下山するつもりでしたが、今回は、良く整備された、柏原新道を選びました。8:58

2014,8,15-27
振り返ると、トンデモナイ所に冷池山荘が立っているのが
良く分かります。ちょっと心配になります。8:59



2014,8,15-28
冷池山荘の心配をしている場合では無くなりました。
1時間ほど前からパラパラ来ていて、
ザックカバーとカッパの上だけで済んでいたんですが、
ついに本降りになってしまいました。
午前中はもつかなとひそかに期待はしていたんですが、
まー仕方ありません。ここまでが上出来すぎでしたから。
爺ヶ岳はパスしました。9:58



2014,8,15-29
登山道がだんだん…

2014,8,15-30
川になってきました。靴にも水が浸入してきました。
雨脚は依然強いままです。早いとこ種池山荘に着きたい。10:32



2014,8,15-31
やっとのことで種池山荘に着きました、ここは正に避難小屋になったいました。
ここで昼食にラーメン(800円)を頂きました。小屋のお姉さんの案内で、
談話室で食べさせてもらいました。だがこれが大誤算でした。
雨宿りでごった返すなか、カッパ、靴を脱ぎ、食事をしてから
またこの逆を繰り返すと、何と1時間近く経ってしまっていた。
小屋を出ようと脇を見たら、下でラーメンをすすっていた人がいた。
下で食えたんだ…10:44~11:38


2014,8,15-32
扇沢に降りようとした時、あの若いご夫婦が小屋にたどり着いた。
もう会えないと思っていたが、偶然にも会う事が出来た。
今までの礼をいい、お互いの無事を祈って分かれた。11:40



2014,8,15-33
綺麗に整備された柏原新道を下っていく。12:00

この道は昭和41年に完成されたもので、その昔は「鉄砲坂」と呼ばれる厳しい難コースだったらしい。

これをうれいた種池小屋・二代目柏原正泰氏によって新しい道が作られた。

云うは易いが、当時は大した道具もなっ方だろうし、際変な苦労だっただろう。

帰りの道すがら、よくもまあこれだけのものを作ったものだと、感謝しつつ歩いた。

勿論今も大切に整備されているようで、補修された箇所が幾つもあった。


2014,8,15-35
アザミ沢12:10



2014,8,15-36
石畳12:28



2014,8,15-37
駅見岬13:00



2014,8,15-38
ケルンまで来て時計に目をやると、このままだと
2時のバスに間に合いそうもない
ここにきて延長した昼休みが利いてきた。
「ヨーシ飛ばすよ」と奥さん…付いてて行くしかない。13:14



2014,8,15-39
舗装路まで降りて来た。雨がまた強くなっていたが
そんなことかかまっていられない。奥さんを追い越し
扇沢のバス停を目指し必死に走る。



2014,8,15-40
余裕はないが走りながら1枚(^^)v
僕が先にバス停に着いて、バスに待ってもらうよう頼んだが、
ダメだと云われた。「くそ、9時間歩いてきたのに、2~3分も待てんのかい」
と思っていたら、別の係の方がやって来て、
「今日は2台出ますから、後の方をまたせましょう」…神様に見えた。
2分ほど遅れて、奥さんと、キレット小屋からご一緒していた
東京から来ていたお兄さんが走り込んできた。
なんでこの人まで?…奥さんがいつものように強引に連れて来たようだ。


2014,8,15-41
何とかバスにも乗れ、温泉にもゆっくり浸かる事が出来た。

温泉を出てから彼と別れ、僕たちは電車を乗り継ぎ、娘のいる名古屋に向かった。



今回の北アルプス後立山縦走は素晴らしい山旅となった。

奥さんが、予想以上に体がむくんだりしたが、大したトラブルも無く

充実した四日間だった。惜しむらくは、山師匠のKさんが同行できなかったことだ。


ネコもお世話になった。予定していたあずかり先が使えなくなったため、

同じマンションに住むTさんにお願いした。ここの小学5年のKちゃんが、

一日に何度も来て、トイレ掃除や、餌やりをしてくれた。本当にありがとうございました。

皆さんのおかげで、僕たちは素晴らしい山歩きが出来ました。感謝
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[ 2014/08/21 09:51 ] 北アルプス | TB(0) | CM(2)

お疲れ様でした~~~!v-425パチパチパチパチ

てんこ盛り兄ちゃんがコケたのがあそこで良かった=3
きちんとお留守番していた猫が割愛されていてさびしいですが、ひとまず無事でよかったです。
こんな山登ったら、もう近くの山じゃ物足りなくてしょうがないんじゃないですか?w
[ 2014/08/30 13:30 ] [ 編集 ]

いえいえ

北アルプス本当によかったです。
でも焼き魚さん心配ご無用。
山はそれじれに個性があり、登る人間の心さえしっかりしていれば
どの山も皆すばらしいです。
九州の山を「藪山」なんて言うおばかさんが中はいるようですが…
[ 2014/09/01 22:49 ] [ 編集 ]

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