2016,10,8行橋~別府100キロウォーク

さて、今日はいよいよ行橋~別府100キロウォーク本番当日です。

色々不安もありますが、それはどの方も同じでしょう。

誰に云われたからでもありません、自分で決めたことです。

自分の為に、気持ちのズルだけはせずに、前を向いて歩こうと思い家を出ました。

2016,10,8行橋~別府-1
行橋には9時丁度に着きました。比較的早い時間のせいか
ウォーカーでごった返す事も無くスムーズに進めました。

駅沿いの道を歩いていると、懐かしい三徳ラーメンののぼりが見えました。

高校生(豊津高校、現育徳館)の頃、良く通ったものです。

駅前通りにあった本店は今はもう無くなっているようでした。

麺が平打ちでちょっと変わっていました。味噌おでんがとても旨かったのを思い出しました。


2016,10,8行橋~別府-2
カメラのキタムラを過ぎたところで左に入って行き、正八幡宮横のお堀端を歩いて行きます。
堀には鯉をはじめ、フナや小魚がいっぱい泳いでいました。
早朝散歩にはうってつけの場所だなぁと、散歩もやってもいないのに
そんなことを考えながら歩いていたら…



2016,10,8行橋~別府-3
当日の受付会場が見えてきました。
スタッフの皆さん交通整理ありがとうございます。



2016,10,8行橋~別府-4
受付会場はこんな具合に200刻みで分けられているので、
とてもスムーズに受付を終えられました。

頂いたゼッケンは黄色でした。白ゼッケンで申し込んだつもりでしたが間違えたようです。

因みに白ゼッケンは20時間内、黄色は26時間内の完歩が目標で、

申込時に意思表示します。当日の変更はできません。

受付会場は一方通行なので奥まで進み、右にUターンして会場に入って行きました。

2016,10,8行橋~別府-5
11時10分の様子です。続々と参加者が集まってきます。
ストライプ模様のテントは売店で、僕もここで熊本義援金の「クマモン手拭い」を購入しました。

驚いたのはテントの右端でキネシオロジーテープ(テーピングテープ)が売られていたこと。

切ったテープの長さで料金が決まるようで、購入者はその場でテーピングしてもらえます。

テーピングは大変有効だと思うので、経験のない方は是非にお勧めします。

因みに、整列時僕の前に並んでいた女性は、両ふくらはぎで1000円だと云っていました。


僕は、別府まで運んでもらう手荷物を預け(写真左上のトラックが運びます)コンビニでサンドイッチとおにぎりを買った。

会場に戻り、足裏にテーピングをし、奥さんがネットで見つけたアシックスの

肉刺防止効果のある五本指ソックスをはき万全の態勢でスタートを待った。

白ゼッケンは並び終え、黄色ゼッケン整列のアナウンスがあったが、

僕は、飯塚から一人で来たと云う女性と話に夢中になっていて出遅れてしまった。

慌てて列に加わったが前には既に300人位はいそうだ。

2016,10,8行橋~別府-6
整列が終わるとステージで出発式が始まります。
勇壮な飛龍八幡太鼓の演奏、川本代表世話人や、行橋、別府両市長の挨拶、
安全祈願を済ませ、いよいよスタートとなります。



2016,10,8行橋~別府-7
スタート方法はウエーヴ方式と云って1分間出して、2分間閉鎖する。
僕がスタートしたのは12時21分だった(先頭は12時、最後尾は13時15分)
時間の計測はゼッケンに付いているタグで自身のスタート時から計測されます。



2016,10,8行橋~別府-8
最初は今川沿いを気持ちよく歩きます。
御覧の通り前方は黄色ゼッケンばかりです。
広い所で追い越そうと思うのですが、皆さん気分がいいんでしょう
横並びになって会話に夢中のようで思うように抜けません。



2016,10,8行橋~別府-9
今川沿いを1,8キロ歩くと今川沈下橋を渡る。
時間は12時50分、ここで我慢してくれていた雨がポツポツ落ちて来た。



2016,10,8行橋~別府-10
橋幅はそれほどない。



2016,10,8行橋~別府-11
橋を渡り終えるとこの人が待っていた。プロペラ君だ。
もう100キロウォークの名物になっている彼は、真っ先にスタートし、
この沈下橋の所で最後尾の人までタッチし、その後追い上げて行くらしい。



2016,10,8行橋~別府-12
祓川を渡り沓尾漁協に向かう。遠くに国東半島の山々が見える。
まだこの時点では本降りになっておらず、雨具もちらほら程度だ。



2016,10,8行橋~別府-13
長井浜の海岸沿いを150m程歩く。
雨で適当に湿り気があり、思った以上に歩きやすかった。



2016,10,8行橋~別府-14
15,6キロ地点の100円飲料でコーラを買って一息入れた。
暗くなり豊前から中津と進んで行くうち雨は本降りになっていた。
ドライバーは皆、水が撥ねないように気使って走行してくれているが、
なかには心無いドライバーもいて、わざと(にしか思えない)水をはねて行くやつもいる。


足の痛みは最初から出ていたが、無視することにした(アウトドア親父さんのブログで学習済)

自分でも意外なほど「痛みを無視」する効果は大きかった。

雨も味方してくれた。カッパは用意していたが、夜まで着ないつもりでいた。

大汗かきの僕が、この温度の中でカッパを着ると悲惨なことになるのは必至だ。

スタート前にそう判断して、ザックカヴァーを掛け、ゼッケンもカヴァーの方に付け替えていた。

おかげでほてった体は雨で冷やされ水冷エンジン状態で快適に歩くことが出来た。

が、夜も更けて来るとそうもいかなくなった。

土屋農園さんで、美味しい梨を頂いた時はまだまだ元気だったが…

2016,10,8行橋~別府-15
ジョイフルさんの所に来た時は冷えを感じ始めていた。
提供してくれたコンソメスープがたまらなく旨く感じた。

このときカッパを着ようかとも思ったが、やめた。

調子良く来ていたリズムを壊したくなかったのだ、つまりこの辺で変に色気が出てしまったのだ。

雨は予報通りやむ気配は無く、時折激しく体をたたいた。

半袖のむき出しの腕に手をやると、すっかり冷え切っていたが、

幸運にも第2CPに入る手前から雨はほとんど上がっていた。

CPにはいるとアミノぜりーを流し込んで、持っていたおにぎりを2個食べた。

その後カッパを着込んだ。ここでカッパを脱いでいる人もたくさんいたが僕はその逆だ。

今のカッパはとても高性能だ、来ているTシャツも良い機能性がある。

ここ状態で歩くと僕の体温で、Tシャツはどんどん乾いて行く。

後は胸のジッパーとフードで調整して行く。結局このまま最後までカッパを着続けた。

とは言え体力の方はだんだん消耗してきていた。

立石峠に入ると次々と白ゼッケンに抜かれて行った。

抜かれては後に付き、また抜かれては後に着くを何度か繰り返したが、

それも出来なくなった。最悪は七曲がりだ。

今までになかった坂道で、雨でぬれた靴の中で指が滑り、肉刺が出来てしまった。

スタッフが並べてくれた竹燈聾も綺麗だったが、とても楽しむ余裕は無かった。

下りになると更にペースダウンし、次々と追い越されて行った。

挙句、前後に誰もいなかったため杖を反す場所が分からず、

結局第3CPの日出町まで運んでしまうことになる(-_-;)


食べ物が尽きたので、赤松峠頂上手前にあるセブン11に寄った。

サンドイッチ1個とコーラを買った(コーラは4本目)これで最後までもたすつもりだ。

トイレに行ったが先客がなかなか出てこないので諦めて店を出た。

赤松峠を越えると左のスネと右腿裏が痛みのピークに達していた。

文字通り歯を食いしばって歩いた。体はそれ程暑くないのに額に汗がにじむ。

得意のヘロヘロ状態で第3CPの日出町健康福祉センターに辿りついた。

杖を持ってきたことを詫びて返却し、梅干を1個頂いた。

時計を見ると頑張れば19時間が切れることが分かった。

さっきのコンビニでトイレをしそこねたが、ここでもトイレは借りず案内に従いルートに戻った。

この時は既に雨は上がっていたが、時折台風並みの風が吹いていた。

帽子が飛ばされそうになったので手に持って歩いた。

腹が減ったが、さっきのサンドイッチの一切れはカッパのポケットに入れたまま歩いた。

さっきから左手に別府湾が見えているが、鉛色の海は何の後押しもしてくれない。

周囲も明るくなり後5キロのの黄色の立て札がやっと現れた。

最初の1キロは何とか10分で歩けたが後はもういけなかった。

残り4キロの何と遠いことか・・・

右の山手側に目をやると鶴見岳に綺麗な雲が掛かっていた。

笠雲でも滝雲でもない。やわらかいベールのような雲が、山頂付近を包み込んでいて綺麗だった。

その後は鶴見を見たり、前を見たりの繰り返しだった。

ペースは相当落ちていた。ラストスパートする白ゼッケンが次々と追い越して行く。

すげえなぁと思いながら、なす術も無くただただ見送るだけだった。

ゴールが見えて来た。スタッフの誘導で左折し的ヶ浜公演に入った。

ゼッケンが見えるようスタッフから指示を受けゴールした。

ゴール直後にもらう完歩証には所要時間18時間43分30秒と記されていた。

2016,10,8行橋~別府-16
ゴール後ゼッケンを外したり靴下を取り換えたりしていたら、
目の前に福智会のTさんがビールを飲んでいた。
タイムは僕とほとんど同じ位だったが、驚いたのは彼は練習の為
1週間前にも一人でこのコースを歩いていたのだ。
何度も参加しているT]さんだが、これを毎回やっているそうだ。恐れ入りました(@_@;)

暫くストレッチをした後、預けた荷物を隣の体育館まで取りに行こうとたちあがると、

・・・ん?歩けない。テーピングを取った足裏の肉刺が、直に刺激を受け痛くて歩けない。

周りを見ると僕と同じように変な格好をして歩いているやつがたくさんいた。

何とか体育館までたどり着き、荷物を受け取り、北浜温泉テルマスに入った。

中は温泉と云うより芋洗い場だった。汚いおっさんがごろごろしている。

それでも湯船に浸かると生き返った心地がした。

さっぱりしたところで、さてビールと行きたいところだが、足の肉刺が痛くてそんな気になれなかった。

別府駅まで歩く予定だったが、無理だと判断し、

ワンコインの乗り合いタクシーで駅まで行きソニックで福岡に帰ってきた。

家に帰ると奥さんは今週も山に行って不在だ。代わりに猫3匹が出迎えてくれた。

冷蔵庫を開けると金麦が冷えていたので、ロング缶の方を頂いた。

魚肉ソーセージをかじりながらワインを飲んでいたら、いつの間にか眠っていた。

さて、来年はどうしたもんじゃろの~
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[ 2016/10/10 16:59 ] ウォーキング | TB(0) | CM(4)

お疲れ様です

太字の文ホントお疲れ様でした!
自分も今回参加しましたが、こんなにクレイジーな競技に歩き続けましたが
4,600人も出ているなんてとても感激して嬉しかったです!
18時間台でゴールとはさすがですね!
自分は初参加で50キロ地点まで9時間位でいたので、残りの50キロは
休憩もとらず歩けば17時間内に行けるんじゃないかと思い
歩き続けましたが、そんなに甘くなく最後は完全にスローペースになり
結果19時間22分でした❗️
来年もがんばりましょうね*\(^o^)/*
[ 2016/10/11 04:20 ] [ 編集 ]

雨中での歩行、辛かったですね

 予報による、雨模様は分かっていたのですが雨中での歩行がこんなに辛いとは思ってもいませんでした。私は4回目の参加(今回は二次当選者)で、今年はサブ18を目標にしていたのですが・・・・、結果は19時間17分でのゴールでした。ただ昨年(18時間台)より、宇佐から前後の歩行者が少なく「なぜだろう?」と思っていました。ゴール後スタッフの一人に尋ねたところ「今年はリタイヤ者が多い」と話してくれました。悪天候のため、ゴールできなかった人たちが多かったようです。それを考えると、目標には大きく届きませんでしたが「自己満足」しています。体が癒えたら次年度に向け練習に励みます。お互い次回も完歩と目標を目指して努力しましょう。完歩お疲れ様でした。
[ 2016/10/11 11:36 ] [ 編集 ]

南和良さん

コメントありがとうございます。
今回僕も初参加でとても不安でしたが、
意外と体が動きました。本文には書きませんでしたが・
南和良さん同様ちょこっとだけ17時間台が頭をよぎりましたが
おっしゃる通り、100キロウォークはそんなに甘くはありませんでしたね。
来年も参加するつもりです。お互い頑張りましょう(^^)/
[ 2016/10/11 21:38 ] [ 編集 ]

akiさん

コメントありがとうございます。
目標タイムが叶わず残念でしたね。しかしあの雨降りしきる悪条件の中、
最後まで歩き通せたのは、もしかしてタイム短縮よりもっと多くのことを
akiさんにもたらせてくれたかもしれませんね。

山登りが本業なので暫くはウォーキングとは離れますが、
また来年チャレンジするつもりです。勿論17時間台を目指して(^^)v
[ 2016/10/11 21:56 ] [ 編集 ]

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