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2018,8,13裏銀座縦走-3日目

朝目が覚めると外は霧雨が少し舞っているくらいだった。

奥さんは合羽を着こみ、暑がり親父の僕は、様子見でそのまま小屋を出た。

正面にでんと鎮座しているはずの鷲羽岳は、裾野まで雲で覆われていて何も見えない。

少し進んだところで、奥さんが引換して別ルートで行こうと云う。

何でもさっき鷲羽岳をあきらめて、黒部の源流側を通るルートを小屋番さんに聞いていたのを思い出したようだ。

どおせきつい思いをして山頂に上がっても眺望はないだろうし、時短にもなるし

しぶしぶだが奥さんの提案を受け入れた。結果この選択は正しかったと思う。

裏銀座縦走3日目(三俣山荘~烏帽子小屋)
2018,8,11裏銀座縦走3-1
小屋の裏手、テントサイトの脇から雲ノ平側へと小谷を下って行く。
カッパは脱ぎ着を繰り返した。


2018,8,11裏銀座縦走3-2
黒部川水源。ここから幾つかの支流と合わさり黒部川となり、
黒部ダムへと注がれていく。



2018,8,11裏銀座縦走3-3
上の水源地標のすぐ奥にある分岐。左を取れば雲ノ平だが、
岩苔乗越に上がっていく。登山者は少ない。



2018,8,11裏銀座縦走3-4
鷲羽岳の裾を巻くように谷を詰めていった。




2018,8,11裏銀座縦走3-6
岩苔乗越に着いた頃には、雨は上がる気配が無くなっていた。
ただ強いか弱いかだけだ。自然口数も少なくなってくる。



2018,8,11裏銀座縦走3-7
ワリモ北分岐にはザックがたくさんデポされていた。鷲羽ピストンか?
いやいや距離が長すぎる。おそらくワリモ往復だろう。



2018,8,11裏銀座縦走3-8
水晶小屋が見えてきた。晴れていれば水晶岳ピストンも狙っていたのだが、
その気力はとうに失せていた。小屋に入りホットミルクを飲んでさっさと小屋を出た。
何しろ、今日予定の4分の1強ほどしか歩いていないのだから。



2018,8,11裏銀座縦走3-9
水晶小屋を出てからしばらくは赤土の危険地帯が続く。
雨もあり慎重に足場を確認しながら進んでいった。



2018,8,11裏銀座縦走3-10
東澤乗越にゆっくりと下って行く。



2018,8,11裏銀座縦走3-11
鞍部から2833ピークへ。



2018,8,11裏銀座縦走3-12


2018,8,11裏銀座縦走3-13
2833ピーク



2018,8,11裏銀座縦走3-14
落ちそうで落ちない(落ちるかも)不安定な石があった。



2018,8,11裏銀座縦走3-15
手前が真砂岳。奥には野口五郎赳も見えている。
雨脚は強くなる一方だ。体は冷えて来るし、一分でも早く小屋に着きたい。


2018,8,11裏銀座縦走3-16
直登すれば野口五郎岳だが、巻いて小屋のほうへと向かった。



2018,8,11裏銀座縦走3-17
ゴアテックスなのに体を雨が伝うのが分かった。頭上ではゴロゴロと雷も鳴っている。
野口五郎でゴロゴロにやられたら、それこそシャレにならない。
画像ではわかりずらいが、奥さんの足下の登山道は小川状態になっている。



2018,8,11裏銀座縦走3-18
野口五郎小屋に逃げ込むように入って行った。昼ご飯を食べようとメニューを聞いたら
何も残っていなくて、カップラーメンしかないという。満腹にはならないが、
冷えた体にはありがたかった。小屋駐留のレスキュー氏に天気について尋ねると、
「僕が上がってきて一か月くらいになるけど、今までほとんど雨はなかったねェ」




2018,8,11裏銀座縦走3-19
野口五郎小屋からは真砂土の穏やかな稜線のルートとなった。
東谷側に十羽くらい雷鳥が現れた。カメラを向けたが、半分くらいしか映っていなかった。



2018,8,11裏銀座縦走3-20
数は多くなかったが、コマクサもあちこちにあった。



2018,8,11裏銀座縦走3-21
燕黒岳を思わせる奇岩もいくつかあり雨中でも楽しむことが出来た。



2018,8,11裏銀座縦走3-22
烏帽子小屋へ直角に曲がり、降下していく。



2018,8,11裏銀座縦走3-23
再び雷鳥が。今度は雛はいなかった。



2018,8,11裏銀座縦走3-24
閑散とした砂礫が終わり、灌木帶に入るとすぐに烏帽子小屋のテン場のある
ヒョウタン池に出てきた。テントの数は少なかった。



2018,8,11裏銀座縦走3-25
テン場を越えると烏帽子小屋が現れた。カッパを干し、ザック、ウェアを乾燥室で乾かしたが、
靴は乾燥室には持ち込めない。インソールのみ乾燥室に置かせてもらった。

今日は布団は一人一枚確保できた。夕食前部屋で横になっていると、

さっきまで上がってくれていた雨が再び降ってきた。雨音も結構大きかった。

明日こそは晴れてくれると信じ、早めに床に入った。ホットウィスキーの酔いも手伝い、

すぐに寝入ってしまったようだ。
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[ 2018/08/20 14:45 ] 北アルプス | TB(0) | CM(0)

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